最終更新日 2023年10月17日
Honda EM1 e:に試乗してみた
先日、とあるバイク屋さんで話題の電動スクーターEM1 e:に試乗する機会がありました。
サイズ感は本当に原付ではありますが、シート幅が少し広いので足つきはあまりよくないかと思います。
電源を入れ、ブレーキを握ってメーター「READY」が点灯したら走行可能状態となります。
走行モードはハンドル右側で選択可能。通常走行用の「STD」とエコモード「ECON」から選びます。
バッテリーについて
シート下にバッテリーは格納されています。で、メインキーのところで何度か開けようと押しながら回したりしていたのですが、開かない…。よく聞いてみるとシート下の鍵穴で開けるそうで…(笑)
バッテリーはY字になっているロック部分を先に外してから取り出すのですが、このロック部分を戻さずにシートを閉めると割れてしまうそうで…(おいおい…)
乗ってきました
まず加速ですが、電動ならではのグンッとくるものなのかと思いきや、STDモードでもおとなしい感じで、加速で置いていかれるような感じは全くありません。。以前試乗したことのある、中華製の電動スクーターは電動ならではの加速感があって良かったのですが…。。
道に入ってしまうと30-40km程度での航行は問題なさそうな感じでした。
ただ、モードをECONにするとトロトロ感がすごく、坂を登るのかと心配になるレベル…(なぜこのモードがあるのか、甚だ疑問でした。STDでも十分おとなしいと思うんですが…)
走行時の音は本当に静かです。ちなみに、クラクションは一般的なものとまったく同じでした(それはそうか(笑))。
試乗を終えて…
正直、馬力不足感が半端なかったです。ECONモードでSTDモードなみの走行ができて、STDモードでは今の1.5-2倍の加速、走行能力を発揮しないと、正直、本当に自転車代わりぐらいにしかならないんじゃないかなという印象です。
また、価格も本体価格こそ156,200円ですが、バッテリーが88000、充電器が55000円と、トータルで299,200円必要…。私ならその価格出すならDio110を選びます(笑)
こんな人にはおすすめ
坂のない街にお住まいで、原付免許しかなく、自転車代わりの原付として、人が乗っていない車両がほしい人にはおすすめです(笑)
電動モデルはまだ黎明期ですし、もっとスペックを上げることもできるのでしょうけれど、高齢者等の使用を考えると安牌のモデルをまずは投入してきたという感じでしょうか。
今後のアップデートに期待したいです。
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